主夫の軌跡 第21章 『親友を手助けする覚悟』

『助けて欲しい』と要望があった

こんなことは滅多にない

無職になって4年目だが

初めての経験だった

『夜勤する人がいない』

→『いいよ、手伝うよ』

→『本当?ありがとう、来週いっぱいなんだけど』

→『ん?』

→『来週月曜から金曜日まで18時から朝5時まで』

→『・・・やべぇ・・・』

という感じで話が進み

特に予定もない私は当初は快諾したが

内容の重さに驚愕しつつも

親友の頼みということで腹をくくりますが

きっと内容はろくでもなく

気が進まないのは事実

 

彼は純粋で真面目な人間なので

折衝が上手くないところがあります

内容を聞いていくと

客先の応援であり

身内の仕事ではないことや

賃金も期待出来ないことや

労働時間も長いという

私も建設業を13年経験しているので

夜間作業では下請会社に1人工で4万程度

支払っていたがそれも10年前の話なので

今はもっと相場が上がっているハズなのだが

そんな価格で支払っている

環境とも思えずそれも虚しい

 

そして夜勤をやることで

生活リズムが狂い身体に悪影響を

及ぼすことは間違いなく消耗してしまう

更に私は働かなくても良い状態なのに

それを犠牲にしてまでもやるという

今考えるだけでもぞっとします

 

そんな状況でも夜勤の覚悟を決めて

震えながら当日を待ちますが

脇汗はいっこうに止まらない

 

結局新たな人手が見つかり

出勤は取り消されて

本当に安堵したし

今でも思い出すと

今生きていることに心底感謝出来る

 

客先の要望に応えようと

とんでもない状況の戦地へと

親友を送り込もうとする気持ちを察すると

よっぽど大変な状況だったのかと感じる

疲れてて声を聞きたかったのか

判断出来なかったのか

同世代は本当に大変な思いをして仕事をしているのだろう・・・

何か助けれることがあれば助けてあげたい

けど3日後の夜勤5連チャンはハードル高すぎて・・・笑

次回は断らせて頂こうと思います

 

親友の頼みだったから今回はいいけども

もし建築系の夜勤をやるなら

夜10時開始夜3時終りくらいの緩い時間で

電車系と言わないまでも時間的拘束は短い方がいいし

金額も3万を超えていかないとやる意味はないと思う

3万超えても身体的負担を考えるとやりたくないが勝る

そう考えると夜勤って大変ですよね・・・

夜間に慣れて身体的負担が軽減されていれば

連勤で凄く稼げるイメージもありますけど

関係者様には無理はなさらないで疲れたら休めることを祈ります

 

という事で本日のブログは終ります

それではまた明日さようなら 

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