フランス合作映画『禁じられた歌声』の舞台マリ共和国の実態

ブログのネタ作りの為に毎日映画を観ているSTEDです

 

映画作品はとても多く自分の興味をそそるものがすぐ見つかります

 

しかもアマゾンプライムでこれが見放題とは・・・

素晴らしい時代になっております

 

今回の作品は『禁じられた歌声』です

 

それでは概要と注目シーンをご紹介していきますが

素人による解説なので期待しないでご覧ください

 

目次

映画『禁じられた歌声』の概要

舞台はアフリカ大陸にあるマリ共和国の都市トンブクトゥ

過去には金の貿易で隆盛を極めた都市

 

今では人口5万人以下の大きな集落になっております

 

そんな町をイスラム過激派が占拠して

様々な規則を作り住民の自由を奪います

 

平和に暮らしていた人々はどうなってしまうのでしょうか

 

注目シーン

  • 言語がめっちゃ多い!

アラビア語、タマシェク語、バンバラ語、英語

映画を観ている限り4種類の言語が登場していました

 

マリ共和国の言語を調べると更に種類があるそうです

 

多民族国家で言語が多く

フランスに占領されていた過去により

フランス語が公用語になります

 

映画では英語からアラビア語?へ

アラビア語?からバンバラ語?へ

バンバラ語?からタマシェク語?へ

2人の通訳がいる異様なシーンがあります

 

この場面はマリ文化を強調していると思います

 

訛っててわからないとか

何か国語喋れるとか

誰かタマシェク語が分かる人がいないか

という他の場面でも言語に関することが多く

マリ共和国の実態が垣間見えました

 

言語も多く国を統治するのも大変で

未だに識字率は4割以下で

世界最下位クラスになります

 

  • 家の構造体が土!?

町並みを見ると日本では全く見ない

土で出来た家が並びます

 

乾燥地帯で多く建設される

乾燥レンガを積んだ家です

 

乾燥地帯には木が少なく大切な為

豊富な土を利用します

 

ただし雨には弱いので

雨季のメンテナンスは非常に大切です

 

こういった町並みは

日本では想像出来ない上に

住宅設備に関しては更に謎が深まります

 

  • 児童婚問題が見え隠れ

イスラム過激派は音楽を奏でることを禁止しますが

マリ共和国の住民は音楽と踊りが大好きです

 

夜な夜な音楽を奏でます

そんな場面の歌の歌詞に

『望まない結婚はしない自由な故郷~♪』

という歌詞があります

 

これは暗に児童婚を意味しており

15歳以下の子供が無理やり結婚させられる

実態を示していると感じました

 

更にその後の場面で

イスラム過激派の一員が住民の娘に対して

無理やり結婚させる場面もあります

 

ちなみにこの場面がダブル通訳の注目シーンでもあります

 

  • 刑罰が痛々しい

イスラム過激派による厳しい規律を

破ったものには刑罰が待っております

 

顔だけ出した状態で土に埋めて

顔に拳程度の石を絶命するまで永遠投げられたり

 

地面に座らせてムチで叩かれたり

 

銃殺されたり

 

悲しい場面もあります

イスラム過激派に占拠されていたときは

このような事があったのでしょう・・・辛いです

 

そんなイスラム過激派にも

規律を陰で破って

タバコを吸ったり踊ったりする者もいます

 

音楽を愛しているものや

本当にイスラム過激派の行いや教えは正しいのか

悩んでいるものもいて

人間はそれぞれの立場で悩んでおります

 

  • 1本の投げやりで牛を仕留めたアマドゥ

川で漁師をしているアマドゥは

網に触れた牛を投げやり一本で仕留めます

これは見事な技だと非常に感心しました

ただしこの後

牛の飼い主にピストルで撃たれます

 

イスラム過激派とは違い

住民同士の問題もあり

複雑な気持ちになります

 

牛飼いは川の漁師と仲が悪いのか

部族が違うのか

 

闇が深そうな場面でした

 

まとめ

マリ共和国の暮らしぶりが

興味深く楽しくみれました

 

家族3人が主人公なのですが

全くハッピーエンドではなく

虚しい現実だけ待っていました

 

実際に起こりうる問題で

世界に対して発信した

メッセージ性の強い映画と感じました

 

日本で平和に暮らしているけど

世界では色んな暮らしがあって

想像を超える真実が待っており

そういった新しい知識を増やして

自分の頭を柔軟にしていきたいです

 

そんな映画を選んで観ていきます

それではさよならさよならさよなら

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