2018年春に子供が産まれる
当時30歳だった
結婚は23歳で覚悟したが
子供に対しては何も覚悟はしていなかった
お互い共に自立していたが
無防備は子供を守るだけの余力は
無いと感じていたからだ
そんな状況を過ごしていく内に
年月は進み年齢も重ねていき
適齢期という言葉がちらついてきた
そんな時に覚悟を決めて
妊活を開始したのだった
妊活に対してのリスクを感じたのは
どんな子供が産まれるか分からないことである
もしも医療費や施設が必要な子供が
産まれたら育てる自信はないし
きっと自分の性格柄手放す選択をすると思う
そしてそのことは妻にも事前に話しており
産まれる前に診断は確実に行うように相談していた
冷たい言い方に聞こえるかもしれないが
とても大変な作業を伴うし人生が激変するし
それを背負って生きていく覚悟まではなかったです
対処出来るなら対処して苦労しないようにしたかった
ただし妻は性格が真逆な事もあり
染色体検査等は全く受けずありのままを
受け入れるような状況だった
私も最善を尽くそうと
タバコを辞めて少しでも健康な状態で
活動出来るように体調管理に努めた
そんな中で子供に恵まれ
ありがたくも健康な状態で産まれた
7年経過した今でも元気に活動し
成長を続けており今後が楽しみな状況です
子供が産まれてからは
自分に対して地力を付けて
家族を守れるように努力する日々が続きます
タバコは一切辞めて酒も減らして
運動を取り入れて身心共に強くなれるように
生活習慣が変わっていきます
バーピージャンプ、ストレッチ、禁煙と
最初は小さく始まりましたが
7年経過した今ではバーピージャンプも
300回超える回数出来るようになりました
これは子供が出来たことによる変化であることは間違いありません
そうして身体を鍛えることにより
体力が付いて余力が産まれて
子供に対して包み込むように愛せることが出来ました
全く怒らないし楽しみながら
他人の目は気にならないし
全身全霊で娘と一対一で向き合える状態
仕事を退職したのは2022年にて
娘が3歳の時からずっと行動を共にしております(次女は1歳)
ずっと可愛い存在だし溺愛状態
間違いなく我が家の宝物で自慢の娘である
ここまで可愛いものだとは思わなかったし
体験しないと理解出来ないでしょう
親になる前の想像よりはるかに
楽しいし刺激的だし生活が豊かになりました
彼女たちが非常に優秀なのも理由の一つですが
私は現状に満足しております
働かないで主夫として家に居たいのは
彼女たちと一緒に過ごしたいのも理由だと思います
親になって失ったものは
タバコやタバコを吸う時間や
努力をしないで生きることや
お金を使って遊ぶことです
あとは妻と二人きりの時間
それが一番大きなことです
今までずっと2人で過ごしてきたのに
家族が増えてみんなと過ごすようになりました
別に関係は今までと変わりませんが
たまに2人になると懐かしい気持ちになります
という事で第12章は終ります
それではまた明日さようなら