37歳にしてアルバイトを経験した方は少ないことでしょう
定職について月給をもらっている人が多い中
私は時給1080円でアルバイトしておりました
会社を退職して4年目にて
その間社会とは触れ合ってこなかったので
久しぶりの社会進出となりました
バイト先の雰囲気に馴染めるかなとか
仕事覚えれるかなとか
一切不安もなく
ただ愚直に言われた指示をこなすだけ
面接も調理の仕事も特段変わったこともなく
素直に受け入れて黙々と作業していきます
無駄話もせずに目の前の作業に集中する
ただそれだけの感覚でした
肝心の調理では新しい気付きがありましたが
社会経験としては特に刺激は無かったと思います
精神障害者施設だったことは
新鮮な体験でしたのでその点では世界が広がった気がします
仕事内容も特段難しいこともなく
ただただ時間一杯こき使われるという
アルバイトならではの働き方
時間一杯働くという感覚は
社員では味わえないアルバイトだからこそだと感じます
月給時代では昼寝しても
早引きしても自分でスケジュール組んで
やることやってればオッケーでしたが
アルバイトに関しては時間一杯労力を
提供しないといけないという責任が強く発生してきます
どちらがいいとか悪いとかいう話ではなく
働く人次第という事だと思います
私は月給時代のように自由に働ける方がいいです
アルバイトの方が仕事を時間内に
仕上げることは向いていますので
経営者はアルバイトを使いたい気持ちはわかります
普段から筋トレや脳トレをしていたので
どこまで通用するかアルバイトを通して
試していましたが想像以上に体力も精神力も認知能力も
鍛えられていると感じました
週2日でメモもとらず内容を覚えれたし
6時間作業でも全く疲れないし
対人コミュニケーションでも精神を削られないし
結構自分の中では手ごたえを感じれた期間でした
バイトに行くときだけ嫌な気持ちになりますが
行ったら集中して作業出来るので最初だけです
『今日もバイトかぁ』はバイトしか味わえず
社員では『ずっと仕事』が当たり前にて
そんな気持ちにすらなりません
そんな感覚を楽しみつつやり切れた3か月でした
辞める理由は『満足した』という一点で
社会に触れ合う事に満足したということです
久しぶりに社会と触れ合った感想としては
何も変わっておらず福祉の経営は厳しそうで
職場環境をみても予算は無さそうでした
お金は人に余裕を与えるので
相変わらず大事だなと思いました
そして潤っている業種を選ぶことの大切さを痛感します
ただ経営難でも立ち向かっている業界人達は
自分とは違う価値観を持っているので尊敬します
福祉施設の利用者さんを支えることは
非常に大変な労働でありもっと手当を
充実した方がいいと思いますが
予算を国頼みにしている時点で難しいことだと思います
利用者さんは豊かな人ばかりではないので
過大な利益は望めません
利用者さんも望んでその身体になった訳ではないけど
施設がないと生きづらいしそれを支える人が
必要な事も理解出来ますが如何せん予算がないという実態
労働者の賃金は高い方がいいですが難しいですよね
という37歳おっさんのアルバイト経験でした
それではまた明日さようなら