住宅点検の現場でふと感じた「ノイズ」と、私が貫きたい美意識

■ はじめに

私は日々、住宅点検のアルバイトを続けています。
生活収支とのバランス、経験値の積み上げ、そして“観察”として非常に有効だからです。

いまの私は、家族の暮らしを守りながら、
2000㎡の放棄地を開拓し、ブログを書き、YouTubeで配信し、自分自身を磨く生活をしています。

その「私の視点」で住宅点検の現場に立つと、
本当にいろいろなことに気づきます。

今日はそのなかで特に印象的だった、
“ノイズ” に気づいた瞬間と、自分が貫きたい美意識
について記録しておきます。


■ 現場で見えた「小さなズレ」

同僚の方が、外の地面に道具かごを直置きする場面がありました。

私はそれを見て、自然とこう思いました。

「これはお客様の立場なら不快に思う人もいる。
気をつけた方がいいのでは?」

すると返ってきた答えは、

「室内では敷物を敷くので問題ありません」

とのこと。

彼女には彼女の考えがあるのでしょう。

しかし、私の中では“何か違う”と感じてしまいました。

この小さな違和感——
これが、私が常に向き合ってきた「ノイズ」です。


■ 価値観のズレは、行動の質に表れる

道具の扱い、立ち振る舞い、声のトーン、お客様への気遣い。

こういった細かな部分に、
その人の哲学や習慣、人生観がにじみ出ます。

私は常に、

  • 丁寧であること
  • 清潔であること
  • 美意識を持つこと
  • 誠実であること
  • 「見られている」を自覚して行動すること

こういった軸を大切に仕事をしています。

なぜなら、仕事は “自分を映す鏡” だからです。

だからこそ、
今日の出来事はほんの一瞬ではありましたが、
「この違和感はノイズだ」
と気づいた瞬間でした。


■ 私にとってのノイズとは何か

ノイズとは、
自分の本心や美意識を濁らせる外部要因
のことです。

大きなノイズはもちろんですが、
実は今日のような“小さなノイズ”こそ厄介です。

放っておけば気づかぬうちに蓄積し、
判断が鈍り、行動が鈍り、心が重くなります。

私はそれを何度も体験してきました。

しかし、今の私は違います。

違和感を感じたらすぐに立ち止まり、
「これは私の本質ではない」と静かに整理し、
心を軽くすることができる。

これは、瞑想や習慣化、開拓作業、日々の探求を
長年やってきたおかげです。


■ 私が貫きたい美意識

私は、言われたことだけを淡々とこなす働き方はしたくありません。

“お客様にどう見えているか”
この視点が非常に重要だと思っています。

  • 外に置いた道具が汚れていたら、印象を損なう
  • 丁寧さはサービスそのもの
  • 小さな所作こそ信頼になる

これは、私の中では当たり前です。

だからこそ、
他者との価値観の差が浮き彫りになる時、
そこに“ノイズ”が生まれるのだと思います。


■ 私に必要なのは「変えること」ではなく「貫くこと」

今日の気づきは非常にシンプルです。

他人を変える必要はない。
自分の美意識を静かに貫けばいい。

価値観や意識レベルは人それぞれで、
自分と同じ感覚を求めるのは不可能です。

ただし、
自分自身の行動は自分で選べる。

私は今後も、
自分の軸を大切にし、お客様を大切にし、
美しく働きたいと思います。

それが、私という人間の生き方だからです。


■ おわりに

住宅点検のアルバイトは、ただの仕事ではありません。

  • 人間観察の場
  • 社会との接点
  • 自分の美意識が試される場
  • 小さな違和感に気づくトレーニング

すべてが成長につながっています。

今日の出来事もまた、
「自分の核を磨くためのひとつの経験」
として、記しておきます。

これからも私は、
ノイズを見抜き、必要以上に関わらず、
自分の美意識を貫いて生きる。

その姿勢を変えるつもりはありません。

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