北野武『首』最高級の出来栄えに主夫は絶賛する

こんにちわ

専業主夫のSTEDです

 

本日は『首』観てきましたので

感想を綴っていきます

 

ビートたけし

北野武

 

私が物心ついてからずっと大御所として

存在し続けおり今でも健在

 

何が凄いのかわからなかったし

面白いのかもわからなかった

 

ただ大人になった今

ビートたけしの偉大さを知る

 

カリスマ性溢れ人望が厚い人間

 

そんな男が監督した『首』を観た感想は

   

たけしの感性が爆発していた・・・・

 

今までで最高の作品だと確信

アウトレイジシリーズも

どれも良かったですが

それをも凌駕する出来栄え

 

演出も豪華で

俳優も全て一流で

たけしの世界を演じてました

 

素晴らしい

 

俳優の技術もさることながら

たけし作品の貫禄が

関係者全員の能力を

底上げしたに違いないと感じました

 

声に出すほどではない

内側を笑わす程度で

視聴者に考えさせて

余韻を楽しませてきます

 

撮影の裏側まで想像出来る作品

これは日本人ならではの楽しみ方かもしれません

 

余韻を残す演技は

たけしが登場するたびに

感じてしまい増々凄みを帯びてきます

 

俳優にとっても

たけしの作品は格別だろうと

納得してしまいます

 

映画の内容としては

今まで当たり前だと思われていた

戦国時代をよりリアルに表現しており

それもあるよなと感心しました

 

大河ドラマのように

凛々しさや武士としての

誇りや言葉遣いは一切ありません

 

そんな立派な人間もいたでしょうが

大概は普通の人間

 

同性を愛すし出世したいし

怖かったら逃げるし

裏切られたら怒るし

人の切腹に興味ないし

私たちが信じてきた

戦国時代の誇り高き武将の姿は

薄れていきます

 

信長はてっぺんの人間なので

好き放題やりますが

それ以下は様々な思惑で

動いていく中で

常識をドンドンと覆していく様が

まさにたけしワールド爆発状態でした

 

綺麗ごとを並べるうわべの世界に

騙されず汚い現実と向き合い生きていく

 

そんな中

全てが常軌を逸した村でも

唯一美しい踊りを披露していました

  

有り得ない現状の中に

美しいものが一つあると

さらに輝いて見えます

  

貴族が処刑されるのを

高揚して見物して

処刑が終わったら

身ぐるみをはぐ平民

 

今からは想像出来ませんが

当時としたらこれが当たり前だった

可能性は非常に高いです

 

人間は無限の可能性を秘めていると

 

どんな風にもなれる

 

人間としてどうやって生きていくか

改めて考え直していきましょう

 

とっても良かったので

気持ちよくまた明日さようなら

 

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