映画『イニシェリン島の精霊』の引き続き感想♯2

映画『イニシェリン島の精霊』を

観ましたので感想をツラツラと

書いていこうと思いますが

 

人それぞれ違う感想を

持っていると思いますので

暖かくお見守り下さい 

 

下記からは映画のネタバレ含みますので

これから観賞予定の方はご注意ください

 

目次

ドミニクが最初に拾った『死神の鎌』

ドミニクは最終的に死ぬ

最初の演出が布石になっていた

 

ドミニクの初登場シーンでは何処からか

大きなギャフ(引っ掛け針)を持ってきた

それの本当の意味は『死神の鎌』だったのだ 

 

そして最後には島の死神であるマコーミックが持っていたのだ

 

ドミニクに死神が手を振っていた

シボーンが海をぼんやり眺めている時に

ドミニクは声を掛けて愛の告白をする

 

シボーンは兄貴と似ているドミニクに

対して恋愛感情はなくむしろ悲壮感を感じる

 

そして告白直後に

対岸では死神であるマコーミックが

手招きしているのであった

 

その手招きの相手はシボーンかと思いきや

本当はドミニクに対してだったと最後知ることになります

 

妹シボーンを見送るパードリックの背後に死神

シボーンは本土での働き口を見つけたが

島を出ていく決心は無かった

しかしコルムの策略により指を家に投げつけられ

狂気を感じ半ば強制的に島を出ていく決心をする

 

旅立つシボーンを絶壁から見送るパードリック・・・

その背後にはピントは合わないが死神の影があります

 

これは良い奴だったパードリックが

これから死神に変身する予兆だったのです

 

短絡的に考えるパードリックは

ドミニクに家を任せて本土に来るように

手紙に書いてあったことや

ドミニクが良い奴ではなくなったことが重なり

殺してしまえば妹は家の事が気になり

帰ってくるはずだと考えたのです

   

コルムが作曲したのはパードリックが寂しくないように

コルムは自分がこの世からいなくなる前に

パードリックとシボーンに対して何かしてあげようと考えてました

 

パードリックに対しては曲を作り

自分が居なくなっても寂しくないようにと

 

シボーンには

パードリックのために島に残らないで

新境地に行かせること

 

コルムは

パードリックに対しても

シボーンに対しても

どうすれば伝わるか考えた結果

ヴァイオリン弾きの命の指を犠牲にしてまでも

伝えたかったのでしょう

 

愛深き男、コルム

 

コルムが警官と仲良く喋っていたのはなぜ

コルムが酒場で警官と仲良くしてます

 

これがなぜだかわかりません

 

警官はろくでもない男だと気づいてるハズだし

ロバが死んだことを侮辱した警官を

ぶん殴っているので好きではないことは明白です

 

警官は劇中に『島では法の番人』という台詞があります

それに対してコルムが策略していた可能性が高いと感じましたが

何に繋がっているのか謎です

 

警官が酒場でパードリックに侮辱された

仕返しで家に乗り込んできたことは他にも理由があるのか

  

警官が本土での仕事の話も

繋がっている可能性は高いですが

いくらでも予想出来るのでより謎が深まります

 

それではまた

再度観に行こうかな・・・

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