映画『梅切らぬバカ』を観たので注目シーンご紹介

自閉症の息子を持つ母親の物語

 

重いテーマだと敬遠して観ない方も多いでしょう

私には関係ないと感じる方も多いでしょう

 

ただし自閉症は身近な問題です

症状には大小ありますが

100人に1人の割合で発生し

その多くは男性に多いです

 

社会福祉問題の重要なテーマであり

みんなで理解していくことが必要ですので

この機会に映画『梅切らぬバカ』を観てみましょう 

 

このブログでは

注目シーンや感想をご紹介していきます

ネタバレ含みますのでご注意ください 

 

目次

俳優の演技力に注目

ちゅうさんはグループホームに配属されて

新たな仲間と出会います

その仲間たちの演技や

塚地の演技が群を抜いており

とてもリアルに感じました

 

グループホームでの暮らしを

管理する寮長も大変な仕事を

していると感じました

 

自閉症患者達の気持ちを察し

なだめて間を取り持ったり

生活の面倒をみてあげて・・・

 

大変過ぎる職業と感じました

 

劇中でもちゅうさんが牧場に侵入して

馬を逃がしてしまう事故が発生しますが

日々の生活でのハプニングの確率は

とても高くて刺激が多い日常だと思います

 

そんな日々と戦って過ごしている

職員の方々はとても重労働だと感じます

 

『大変だ』という感情だけで

私には何もすることが出来ません

 

結局何も解決していない・・・

結局ちゅうさんはグループホームを退所して家に戻ってきます

 

母親は今後の事を考えて

グループホームに入れたと思いますが

振り出しに戻ってしまいます

 

劇中に発生する近隣問題も解決されていないし

母親無き後の生活も断念しました

この映画では何を伝えたかったのか全く理解できませんでした

 

一つだけ隣の家と仲良くなっただけです

 

母親が亡くなったあとちゅうさんは

どうやって生きていくのか

そして母親はずっと負担を背負っており

苦しい立場は変わらず

大変という想いしか浮かびません・・・

 

結局何も解決されていないというのが現実で

それを問題にしている映画なのでしょうか? 

 

イッケイがだらしな過ぎ・・・

隣の家の主人であるイッケイですが

初めてのちゅうさん家での食事会で

へべれけに酔いつぶれあげく翌朝何も覚えていないという・・・

 

しかも

その前に妻に対しての優しさもなく

子供に対しての扱いも雑で

良いところがないです

 

良いところがない主人役でしたが

最後はちゅうさん家と和解して

仲良く暮らしていけそうな雰囲気でした

 

加賀まりこが出しゃばり過ぎ・・・

母親である加賀まりこが

福祉施設の職員を舐めており

近隣説明会に参加したり

市役所との打ち合わせに参加したりと

やりたい放題です

 

プロに任せてお婆さんは黙ってた方が

効率が良いと思いますが

実際どうなんでしょうか・・・

 

職員さんからしても嫌だろうし

母親が過保護過ぎると感じてしまうし

 

当人しかわからない感情なので

共感が難しかったです

まとめとして

本作品は演技は素晴らしかったですが

内容が薄くて勿体なかったと思います

 

鼻につく母親役と

隣の主人のダメっぷりが

妙に印象的な作品でした

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