漫画『血の轍』作者押見氏が人類を追い込むオススメ作品

お勧めの本ってなんだろな~

 

是非、血の轍をお読みください

 

サイコパス、冷酷、現実、サスペンス、ハラハラドキドキという

言葉に反応する方にオススメする漫画です

 

リアル過ぎる描写で拒絶反応を起こす可能性も

ありますのでご注意ください

とても刺激が強く子供の閲覧には各自配慮してください

 

目次

作品との出会い

押見氏との出会いは

レンタル店でオススメ棚にあった

『ぼくは麻里のなか』からです

作品を読んだときに相性が良さそうだったので

作者の作品を読むようになりました

 

そこでこの問題作と出会ってしまったのです

 

最初読み始めた時は

パラレルと同様に暗い雰囲気なのかと当初は軽く感じておりましたが

物語が進むほど内容がどす黒く深い闇に覆われてきます

その濃さは想像を絶しますので読みながら手が震えてきます

 

明らかに他の作品とは違う出来栄えでした・・・

 

血の轍の注目ポイント

主人公の静一君は中学性で

お父さんとお母さんと3人で暮らしています

 

お父さんは普通の会社員で物語上でも普通担当です

 

お母さんが曲者で異常です

 

そんなお母さんが従妹のしげる君を

崖から落として大怪我させるところを目撃する静一君ですが・・・

という感じで物語は進んでいきます

 

ここからは全体を1回読んだだけの感想を書きます

 

母親の歪んだ愛情?感情を注がれて育った静一君は

母親に抗えず常に苦しんでいます

 

静一君の心境をミステリアスな絵で具現化することは

非常に難しいと思いますが画家気質な漫画家の押見氏は

いかんなく才能を発揮して読者を震え上がらせます

 

静一くんはまだ子供で無力に対して

常に母親は異様で妖艶で危険な状態で描かれます

母親は静一君を巧みに洗脳をしているという感じもなく

母親が根本的に異質なのが物語と見事に合致して

進んでいって恐怖の展開を巻き起こします

 

見所は静一君が見事に精神を崩壊して

母親が無罪になる場面があるのですが

母親の爽やかな表情に対して

静一君のやつれた表情が読者の心すらも歪ませます・・・

 

物語は現実世界でも起こりえる内容で

人間の本質的な闇を描く数少ない漫画です

 

これから読む方は下記に注目してお読みください 

  • セリフがなまっている
  • どの人物も世の中に溢れていそう(母親・父親・静一・しげる家族)
  • 歪んだ愛の形が鮮明に描かれ過ぎる
  • 母親が異常だけどずっと綺麗

 

まとめ

この作品は

軽い気持ちで読まずに朝から決して読まないこと

天気が悪い日に読まないこと

 

大人になると現実的な漫画ばかり読んでしまいますが

時代が進むと共に内容が増々面白くなっており

漫画を読むことをやめられません

 

半年も漫画を読まないだけで

新しい作品が続々と誕生しては

心を揺さぶり漫画を手に取ってしまいます

 

今後も楽しい作品が沢山登場することをお祈りしております

漫画関係者様、いつもありがとうございます

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