芥川賞受賞作品『僕って何』を読んだので感想を

こんにちわ

STEDです

 

芥川賞受賞作品

『僕って何』を読破したので

感想を綴っていきます

 

大学生となり単身上京したが

新生活では知り合いも出来ず

孤独に1か月が過ぎようとしていた

 

上京の際に冷たくあしらった母を思い出し

複雑な心境に陥っていたときに

大学ではデモ活動が盛んに行われていたのだった

 

デモ関係者から声を掛けられ

ずるずると組織に入っていき

遂には同棲する彼女まで作ってしまう

 

孤独から一気に状況が変化したことで

デモに対しての自分の気持ちを

問う時間とゆとりが出来て

考えてみるとデモを応援する動機が見つかりません

その後は他の組織の隊長と

会話したり潜入したりしながら

自分を模索していきますが

何が正解なのかわからないままです

夜の街で出会ったおっさんと酒を酌み交わしたり

喧嘩が起きたりと社会を勉強して

家に帰ると母親が待ってました

 

同棲している彼女と母親の空気感や

冷たく突き放した別れの記憶や

母親の気持ちを考えたりと

思いが溢れかえる中で

自分が自分を理解していない中で

この二人はもっと自分を理解していないと

頭の中で思いがグルグルして小説は終了します

 

その後タイトルを再度確認したら

『僕ってなに』という

 

なるほどな

 

何がなるほどなのかイマイチピンと来ませんが

青年時代に思いがグルグルする様子は

誰しも経験あるのではないでしょうか

 

その混沌の期間が長いほど

後で訪れる反発のバネの力が強まるので

このもがいた力は決して無駄になりません

自分が納得出来る何かを探し続けてましょう

 

人それぞれ答えが違い

正解がない世界

 

自分と対話して答えを探していく

何が重要なのか見極め行動する

その為に色んな体験をして応用力を鍛える

 

世界は複雑だけど

シンプルに考えて

行動を研ぎ澄ましていきましょう

 

そのモヤモヤに付き合ってる暇はないので

私は私の人生を謳歌出来るように

自分と対話していきます

 

青年時代のモヤモヤを思い出したいなら

この一冊はおススメです

 

ということで本日のブログは終ります

それではまた明日さようなら

 

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