芥川賞受賞作品『限りなく透明に近いブルー』の感想

こんにちわ

STEDです

 

芥川賞受賞作品

『限りなく透明に近いブルー』を

読んだので感想を書いていきます

 

一言でいうなら

『パニック小説』

 

あまり体験出来ないような

世界を文字にしており

私には新鮮でした

 

そんな世界もあるとは思いつつ

こんな細かい描写を書いている作者は

実際体験しているだろうし

この世に存在してると思うと感心します

  

一辺クレイジーに見える世界で

そこに少しでも使ったら後遺症が

残りそうな状況にも関わらず

立派な小説を作ったとしたら

作者の活力は凄まじいものです

 

作品の世界観は

『ドラッグ・混迷・狂気』

酒とタバコと薬に浸かった身体で

男と女が快楽を求めてパーティをする

商売と言えど

外人相手に卑劣に扱われる状況

将来に対する展望もなく

たださまよい続ける日々

迷路から脱出できない登場人物たちが

最後まで苦しみ続けるお話

 

綺麗ごとは一切なくて

人間の汚れた部分に光を当てる

貧困から抜けれず抜ける術も

持ち合わせていない若者たちの

心理状況がリアルで複雑

こういった状況を出来るなら回避したいと願う

 

多様な世界で

世にはあまり出てこない世界が

文字を通じて描かれて

今でも実際存在してると考えると

ネット社会の今ではどこにあるのか

 

馴染めない人が社会から孤立し

負のスパイラルから抜け出せずもがく姿

既にもがいてもおらず苦しんでいるだけ 

 

どうしようも出来ず

関わりたいとも思わず

ただこれも現実だと受け入れるだけ

 

全員が救われる世界というのは難しいだろうから

自分を鍛えて幸せに持っていくしかないだろうな

結局は知識を蓄えて心と身体を鍛えて

小さな幸せを感じれるようにならないと

 

日々の鍛錬を頑張ろうと思いました

 

という事で本日のブログは終ります

それではまた明日さようなら 

 

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