18V草刈り機(4000円)を10カ月使って分かったメリットと弱点|短時間労働に最適な相棒
私は現在、18Vの電動草刈り機(本体約4000円・バッテリー別売) を使用しています。
結論から言うと、この草刈り機は 「短時間×高頻度」 の使い方と非常に相性が良く、私の開拓スタイルにもぴったりでした。
ただし、長時間の連続稼働には向いていません。
今回は、10カ月使用した上で分かったメリット・デメリット、メンテのコツをまとめます。
1. 充電満タンから10分間は驚くほど力を発揮する
この草刈り機は、満充電の状態では 最初の10分が“本気モード” になります。
- 回転が強い
- 切れ味が鋭い
- 草も竹の細枝もサクサク切れる
電力がしっかり供給されている間は、4000円とは思えないパワーです。
しかし——
■ 電力が落ちた瞬間に性能がガクッと下がる
パワーが落ちると、
- 草にひっかかる
- 切断速度が落ちる
- モーター音も弱くなる
この落ち込みの差が極端なので、
長時間作業には向いていません。
2. “毎日10分ずつ作業する人”には最高の草刈り機
私の作業スタイルは 毎日コツコツ、短時間で無理せず続けるタイプ。
そのため、この草刈り機とは完璧に相性が良いです。
- 電池が減る頃には体も疲れてくる
- 自然と作業終了の合図になる
- 筋肉痛が分散され、体が壊れない
- 毎日継続するには十分なパワー
むしろ「長時間使えない電動式」であることが、
私のルーティンにとってプラスになっている面もあります。
3. カットソーの研ぎは“逆向きセット+砥石に当てるだけ”で復活する
この草刈り機は メンテが非常に簡単 です。
■ 研ぎ方(実際にやっている方法)
- カットソーの刃を“逆向き”にセット
- 回転させて砥石に軽く当てる
- 全体にまんべんなく刃を当てる
これだけで切れ味がかなり戻ります。
10カ月この方法で使っていますが、
今まで大きなトラブルはありません。
4. 電気式は“使わない期間も安心”という大きなメリット
私は夏場は草刈り頻度が高く、
逆に 11月〜4月の冬場は草刈りをほぼしません。
■ 電気式が冬越しに強い理由
- オイル交換不要
- キャブレター詰まりなし
- 燃料の劣化なし
- 油汚れゼロ
- バッテリーだけ保管すればOK
エンジン式は、
- オイル
- 燃料
- プラグ
- キャブレター
- 混合油の管理
などメンテ箇所が非常に多く、
私の性格には合いません。
電気式は “使わない時の手入れが楽すぎる” のが大きな強みです。
5. 唯一の怖いトラブル:ナット緩みによる“気円斬事件”
弱点もあります。
長時間作業や連続で負荷がかかると、
カットソーの固定ナットが少しずつ緩みます。
その結果、一度だけ
カットソーが遠心力で飛んでいきました。
まさにドラゴンボールの
クリリンの気円斬 が飛んでいくような光景で、
少し笑いながらも本気で焦りました。笑
■ 対策
- 使用前にナットの締まりを確認
- 固い茂みを切る前に一度チェック
- 無理な角度で刃を当てない
- 緩み止めナットを別途購入するとより安全
この点だけは注意が必要ですが、
逆に言えば 弱点はこれだけ です。
6. 結論:短時間×高頻度で使う人にとって最高の電動草刈り機
18V草刈り機(4000円)は、
- コスパ最強
- メンテ楽
- バッテリー式の気軽さ
- 軽くて扱いやすい
- 研げば長く使える
- 10分間は“本気で働く”
と、短時間作業の人には最高の道具だと感じました。
私のように
「毎日10〜15分だけ草刈りする」
という人にとっては、むしろ理想的な相棒です。
道具に無駄なストレスがないことは、
作業の継続にも大きく影響します。
これからも、文明の力を借りながら、
自分のペースで土地を整えていきたいと思います。