2000㎡の土地を1年開拓して分かったこと|自然は人の計画通りにいかない
「2000㎡の土地を開拓しています」と言うと、大変そうだね、とよく言われます。
確かに楽ではありませんが、1年間やってみて分かったことは、大変さの質が想像と全く違うということでした。
この記事では、
・2000㎡の土地を1年間開拓して実際に感じたこと
・人の計画が通用しない自然のリアル
・効率や正解を求めすぎない暮らしの考え方
について、実体験ベースで書いていきます。
これから土地開拓や家庭菜園、半自給生活に興味がある方の参考になれば幸いです。
2000㎡の土地を1年開拓してみた現実
開拓前は、
「1年あればかなり形になるだろう」
「計画を立てて進めれば効率良くできる」
そう思っていました。
しかし現実は違いました。
・竹は想像以上に強い
・草は季節ごとに顔を変える
・土は掘る場所で性格が違う
人が引いた線やスケジュールは、自然にとって何の意味もありません。
自然は、こちらの都合を一切聞いてくれない。
これが最初に突きつけられた事実でした。
計画通りに進まないのが「普通」だった
開拓を始めた頃は、
「今月はここまで終わらせる」
「この範囲を畑にする」
と計画を立てていました。
ですが、
- 天候が崩れる
- 体調が万全でない日がある
- 予想外の根や石が出てくる
そんなことは日常茶飯事です。
計画通りにいかないたびに、
「自分の段取りが悪いのか?」
と考えましたが、途中で気づきました。
自然相手に計画通りを求める方が間違いだったのです。
無理に管理しない方がうまく回る
1年やって分かったのは、
「全部を管理しようとしない方が楽」
ということでした。
実際、私は次のことをほぼ無視しています。
- 水やり
- 草取り
- 害獣対策
最初は不安でしたが、結果的に問題ありませんでした。
自然は勝手に回ろうとします。
人が無理に手を入れすぎると、むしろ歪みが出る。
やるべきことは、最小限でいい。
問題は「育てること」より「収穫と処理」
作業量が増えてきて分かったのは、
本当に大変なのは育成ではないということです。
問題は、
- 収穫のタイミング
- 収穫後の処理
- 保存や使い切り
特にジャガイモやサツマイモは、
土に入れたままでも保存が効きます。
全数収穫できなくても問題ない。
次のシーズンの種になる。
自然は無駄を許してくれる。
人間だけが「全部やらなきゃ」と焦っている気がしました。
12カ月作業しても終わらないという安心感
1年経って、ようやく分かりました。
この土地は、
「完成させるもの」ではない。
12カ月作業しても終わらない。
だからこそ、続けられる。
終わらないから、
・焦らなくていい
・比較しなくていい
・出来た分だけで十分
そう思えるようになりました。
自然は人の計画通りにいかない。でも…
自然は確かに、
人の計画通りにはいきません。
ですが、
- 思った以上の実りをくれることもある
- 何もしなくても回る部分が多い
- 人間の都合を超えたスケールがある
それを体感できるのは、
実際に関わった人だけです。
まとめ|2000㎡の土地が教えてくれたこと
2000㎡の土地を1年開拓して分かったことは、とてもシンプルでした。
- 自然は人の計画を無視する
- 管理しすぎない方がうまくいく
- 完璧を目指さなくていい
- 終わらない作業は、悪くない
土地は、成果よりも
感覚と思考の変化を与えてくれました。
効率や正解を求めすぎて疲れている人ほど、
自然に触れる時間は、思った以上に価値があるかもしれません。
