ドイツ映画『顔のないヒトラーたち』をご紹介

『世界で一番恐ろしいのは人間だよ』

 

戦時中の日本と同様に迷走していた国が

ソーセージとビールの王国ドイツ

 

戦時中にドイツがアウシュビッツで行った残虐行為を

戦後は国全体で忘れようとしていた

 

そんな時代背景の中で

アウシュビッツ裁判への向けて歩き出す物語

 

少し難しい映画ですが

端的にわかりやすくご紹介しますので

最後までお付き合いお願いいたします

 

目次

ドイツ映画『顔のないヒトラーたち』の概要

戦後のドイツはナチスを忘れようとしていた

 

真実を知らない人々が増えて

旧ナチ党も世の中に紛れている現状

 

若き検事は真実と正義を貫き

過去に向き合い戦犯者を捜索するが

協力者はおらず誰も信用できない状況

 

検事は国民のほぼ全員が旧ナチス党員であったことや

周囲の人々も関係者だったことが明らかになり

検事は絶望を味わうが正義を貫こうと立ち直る

 

そうした努力で戦後隠れて生きていた戦犯者を

炙り出し裁判までこぎつけたのだった

 

注目シーン

  • アウシュビッツの軍医メンゲレ

悪名高いドクターメンゲレ

この人物はぞっとするエピソードばかり

 

映画で紹介されているのは

双子の姉妹に

・拷問して

・コレラやチフスの菌を注射したり

・背中合わせに縫い合わせたり

・頭は針だらけ

・臓器は取りだされて

 

本当に惨い内容でした

戦時中の無法地帯とはいえ

人間の出来ることではないと思いました

 

様々な人間がいるので世の中怖いですね

ただしメンゲレが生まれる可能性は極めて低いので

そこまで不安にならないでもいいでしょう

 

こんな非人道的行為が出来る人間は

そんなに多くはいないと信じたいです

 

というかメンゲレを止める人物はいなかったのでしょうか、気になります

 

  • 脱走中に発砲

アウシュビッツ強制収容所では

戦犯にならないように隠ぺいしていることが多々あります

 

そのうちの一つが脱走中に発砲

 

憲兵が物を投げて

それを取りに行かせて

背後から射撃して殺すという

 

これが脱走中に発砲

こんな日常を過ごした人々の

気持ちを考えると辛い気持ちになります

 

こうやって人間が600万人犠牲になっております

 

憲兵もどんな感情で行為に及んでいたのか

 

きっと迷いはなく被害者を人間としてみてなく

割り切っていないと出来ないでしょう

 

そんな過去があるという現実が

平和な日本生まれの私には受け入れがたいです

 

  • ずっとタバコ吸ってる

1950~60年代の人々はずっとタバコを吸ってます

ニコチン中毒もいいとこ

 

どこでもタバコを吸えるし

誰でもタバコを吸っているし

煙の臭いしかしなそうな街

 

火事も多かったでしょうね

 

当初検事は酒もタバコもやらない青年でしたが

冒頭だけで終わりました

 

それからは酒とタバコに溺れてます

 

優秀な人間でも中毒には抗えないのですね

周囲の環境も拍車をかけております

 

私もタバコを10年程度吸いましたが

禁煙して3年半が経とうとしております

 

この時代に生まれていたら辞めれなかったでしょう

 

まとめ

ドイツが真実を受け入れて立ち向かう映画でした

 

非常に残酷な事実を直視することは勇気がいります

それを国民全員が意識しているというドイツ人は素晴らしい

 

過去に起きた事実を受け入れて生きていくことが大切

 

シンジ君も『逃げちゃだめだ×3』と言ってますし

省みて今後に生かしていきましょう

 

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