こんにちわ
STEDです
『鶸』ヒワと呼びます
弱い鳥なのでしょうか
よく保護センターで見かけるらしいので
名の通り弱いのだと思います
変なものでも何でも食べてしまって
お腹を壊しやすいのか
弱いくせに強い敵にぶつかってけがをするのか
何が原因で保護されているのかわかりません
その割に絶滅しない理由はあるのでしょうか
作中に出てくる鶸は
鳥かごで飼われているので
小さめの鳥だと予測されます
決してネットで調べていないので
何も知らず綴っております
そんな鳥の名前の付いた小説を読んだ感想を書いていきます
戦時中なのか
戦後なのか
中国なのか
日本なのか
説明はなく淡々と文章が続いていきます
外国人兵と表記されていることから
戦後の可能性は高いです
そして外国人と言っても
中国系なのかアメリカ系なのかで
場所は変わってきます
中国なら中国
アメリカなら日本と予測されますが
子供目線での文章なのか
外国人としかヒントは出てきません
主人公の少年はおそらく敗戦後の
日本人であると感じました
理由としては物売りをして
日銭を稼いだり
他業者の少女とも会話したりして
同族も貧しいことが伺えるからである
あとは父親の看病をしている医者も
おそらく日本人だろうし
日本人が多く登場することから
場所は敗戦後の日本であり
登場する外国人はアメリカ人であろう
そんな過酷な生活をしている兄弟に対し
儲け話を流布し罠にはめた悪い人物が登場しますが
これは日本人であろうと感じます
兄弟と会話できるということは
日本人である可能性が非常に高いからです
敗戦後といえど裕福な人間は必ず存在しており
世の中の面白さを感じます
大衆は戦争に利用されて
苦しい思いを強いられているのに
片や儲けて不自由なく暮らせている人間も存在する
なかなか恨まれる境遇です
根底の生活水準を上げて
なるべく多くの人間が
安心して暮らせる世の中というのが
いかに尊いものか理解出来ます
今回小説に出てくる兄弟も
1例でしかなく他にも沢山不遇を
過ごした人は多いことでしょう
人間をまとめるのは
難しいことだし
まとめ役がしっかりしてないと
上手くいかないしそれを紡いでいかないと
存続出来ないし飽きさせないように
世界は上手く出来てます
人間の人生は儚く
一世代で成し得ることは
時間の限界があるので
伝承というのが非常に大切だと感じます
『鶸』を読んで
平和な時代を紡ぐ難しさを感じました
ということで本日のブログは終ります
それではまた明日さようなら