こんにちわ
STEDです
芥川賞受賞作品『草のつるぎ』の
読書感想文を書いていきます
戦後間もない自衛官のお話
特に夢もない若者が
辿り着いた先は自衛隊でした
今とは環境が全然違うと思うので
想像が難しいですが
男同士で暮らしていく環境は
容易に想像がつきます
今も昔も変わらないのは
喉が渇いたら水を飲む
塩を舐める
男同士は単純で汗臭いということ
実家の村が洪水で壊滅して
優先的に休暇を貰い帰郷した描写や
訓練の休み時間に川でじゃれ合う男同士の描写や
最初嫌がっていた仲間が最後には
認め合う仲になっていたことが印象的でした
一緒に時間を過ごすと愛着が沸くことや
嫌だったことは一時の感情だったこと
苦しい時間を共に乗り越えた同志との絆
特に何をしてもらった訳ではないが
一緒に過ごした仲間が自然と好きになっていく感じ
学生時代の延長のような気持ちになります
自衛官のような志高い集団には
極悪党は滅多に存在せず
風通しの良い気持ちよい環境でもあり
安心して読んでいられた気がします
戦場訓練では緊迫した状況が伝わり
命へのありがたさを思い出させます
同時に過酷さも読み取れて
自然と対峙する厳しさも感じれます
自分を磨いて高みを目指す姿は
カッコいいですが今の状態になった経緯は
人それぞれで動機自体は邪なものが多いです
結局は動機は何であれ
訓練して頑張っている姿は
勇ましくて誇り高いので
それまでの経緯は関係ないのです
今はどうであれ
環境が変ったり
日々の少しの努力だけで
良い意味でも悪い意味でも
同じく変われるのです
つまりは日頃から全てを疑い
過信せず常に最適を探し挑戦すること
後悔しないように日々積み重ねていくこと
動機は立派なものではないけど
行動すれば評価される
入隊当時は嫌がっていた仲間と
共に訓練を終えて友情が芽生えた頃に
新たな勤務地を言い渡され仲間と散り散りになる様子
人生は一期一会であっという間に時は過ぎてしまう
思い出せば楽しい記憶になっていることが多い事実
今は辛いけどそれは長く続かない
ということを理解し耐える
自衛隊の素晴らしさが詰まった小説でした
本日のブログは終ります
それではまた明日さようなら