自分の土地なら広告を自由に掲示できる|最小コストで屋外広告を作る方法
放棄地を開拓している最中、
「自分だけの土地を持つと、何ができるだろう?」
と考えていた時、ふと気づきました。
“広告を自由に掲示できる” という大きな利点がある、と。
人の事業広告を掲示するには許可が必要ですが、
自分の活動・自分のブランド・自分の発信内容 であれば、
土地内で自由に掲示可能です。
今回は、私が実際に試した
安価で効果的な屋外広告(看板)の作り方 を紹介します。
1. まずは最小コストの“文字だけ広告”から
最も簡単で安い広告手法は、100均の「板金板」を使う方法です。
■ 用意するもの(すべて低価格)
- 100均の板金板(40×25cm・厚さ0.3mm程度)
- テプラ(文字シール)
- 透明テープ
- 結束線(固定用)
■ 作り方
- 板金板にテプラで文字を貼る
- その上から透明テープでラミネートのようにカバー
- 風で飛ばないよう結束線で固定
これだけで、
見やすく・雨に強く・コストは数百円で作れる広告が完成します。
放棄地や農地の片隅に掲示する分には十分です。
2. “もう一段階上”の屋外広告を作りたい人へ
より本格的な広告を出したい場合は、
ラスクルの耐水マット紙(A1サイズ) を使うのがおすすめです。
■ かかる費用
- A1耐水マット紙印刷:4500円
- パネコート(3×6尺):1500円
- スプレーのり:1500円
合計:8000円前後
→ 本格的な屋外広告としては破格です。
3. パネコートが“最強の看板土台”になる理由
パネコートは建築で使う化粧合板で、
- 表面がツルツル
- 耐水性が高い
- 軽くて丈夫
という理由から、屋外広告の下地として非常に優秀です。
ネットよりホームセンターのほうが安いので、
実物を見ながら購入しましょう。
4. 耐水マット紙をパネコートに貼り付ける手順
室内での作業がおすすめです。
屋外は風で紙が煽られて失敗します。
■ 作り方
- パネコートの表面を布で拭き清潔にする
- 耐水マット紙の裏にスプレーのりを均等に吹き付ける
- パネコートに合わせて貼る
- ヘラを使って空気を抜きながら圧着する
これだけでプロのような看板が完成します。
5. 看板の設置方法は“地面に寝かせる”が安全
看板は風圧を受けると一瞬で吹き飛びます。
最も安全なのは、
パネコートを地面に寝かせた状態で設置する方法。
- 板の端に杭を打つ
- 結束線でしっかり固定
- 既設フェンスがあるならそれに固定(最も簡単)
風による倒壊リスクも激減します。
6. 自分の土地の看板は“無限の実験場所”になる
土地を持つと、次のような自由があります。
- 自作看板を掲示
- ブログ・YouTubeの宣伝
- 作業内容の紹介
- 作品展示(門松や竹炭など)
- QRコード設置
- イベント告知
- SNSアカウント掲載
許可など気にせず、
やりたい広告を自由に出せる“キャンバス”になる。
これは、土地所有者だからこその特権です。
まとめ:最小コストでできる屋外広告の作例
✔ 100均版(数百円)
- 板金板
- テプラ
- 透明テープ
- 結束線
✔ 本格版(約8000円)
- ラスクル耐水マット紙(A1)
- パネコート
- スプレーのり
- 杭+結束線
✔ 注意点
- 風圧には要注意
- パネコートは寝かせると安全
- 室内で貼り付け作業を行う
- 自分の土地なら広告の自由度は無限
自作できる看板は、
土地の価値を高めながら自分の活動を広める手段にもなります。