とうとう読み切りました
1R1分34秒
タイトルだけ聞くと
ひゃっ??ってなりますよね
れっきとした芥川賞受賞作品になります
芥川賞作品だけでも読んでおかなきゃという
ミーハー魂から
芥川賞作品のみ読み漁っております
ちなみに今まで読んできた小説は
年代若い順に並べると
影裏
コンビニ人間(とっかかりはこの作品でした)
死んでないもの
異類婚姻譚
スクラップアンドビルド
火花
穴
爪と目
abさんご
冥土めぐり
道化師の蝶
共食い
きことわ
苦役列車
終の住処
ポトスライムの船
乳と卵
ひとり日和
沖で待つ
土の中の子供
グランドフィナーレ
介護入門
蛇にピアス
ハリガネムシ
しょっぱいドライブ
日蝕
ゲルマニウムの夜
ブエノスアイレス午前零時
海峡の光
スティルライフ
小さな貴婦人
書き出すとめちゃめちゃ読んでいますね
アッシュベイビーも読んだけど
芥川賞ではないのか・・・
なんと31冊
びっくり
2016年のコンビニ人間を
ラジオが紹介していて
それで本屋で購入したことが
きっかけでしたね
ラジオに流されるという
ミーハー魂がさく裂しております
そこから
芥川賞受賞作品は
日本人として
読まなければならない
使命感を勝手に背負い
この五年で31冊読んだわけですね
年間6冊くらい読んでるんですね
えらいな俺
ブックオフ見つけては
店内をうろついて
100円で売っている物を
片っ端から購入しておりました
懐かしい
百円で売っている物が無くなり始めた最近は
200円でも購入するようになりました
芥川賞作品が200円以下で購入出来なくなったら
直木賞にも手を出すのかな
直木賞の由来がよくわかりませんが
本題に戻ります
1R1分34秒ですが、
ボクシング小説になります
主人公は若い男性 20代ですね
プロボクサーです
うす暗い部屋に住んでいます
なぜかは窓の前に大木が生えているからです
勝率5割程度の冴えないボクサーで
努力しているけど結果が出ない
くすぶっているボクサーです
同い年の友達がいて
その友達は映画を撮っています
その映画撮影のネタとして
主人公を撮影する場面が多々出てきます
友達とのやりとりや
ボクシングの練習風景や
日々の過ごし方を書いております
自分を見つめる描写が多く
ボクサーの生きざまを随所に感じる作品です
そこで
ウメキチという先輩ボクサーと
タッグを組んでコーチングしてもらうようになります
お互いがお互いの為に練習する姿が
泥臭い男同士の関係性を見事に描いていてる
ところはとても面白いです
タイトルにある通り
最後の試合は1R1分34秒で勝つんですが
それまでの努力が報われるという小説です
ボクサーという生き物は
常に自分と向き合い戦う姿が
素人からしてもボクサーのすごさを
感じれることが出来て
読んでいてとても楽しかったです
皆様もぜひご覧ください
それでは解説終わります
それではまた明日