ロルフドベリ著書の52の思考の落とし穴を解説してみた⑧

私は興味を持ったことは調べたいし

知らないことが勿体ないと思ってしまいます

 

全ての事象を天秤にかけて判断する合理主義者です

 

冷徹でもあり感情豊かでもあり

自分でも変な奴だと感じています

 

そんな私が興味を持ったのは

人間の思考の落とし穴という本

※読む本がないなら和訳されている外国人著書を

読めば間違いないだろうという推測から出会った本

 

知っているつもりでもよく知らないので

読んだ知識を解説していきます

目次

損は得の2倍の効果(マイナス課題評価の罠)

負の感情と得の感情はプラスマイナス0にはなりません

 

負の感情の影響は絶大で

一万円を手に入れた感情より

一万円を無くした感情の方が大きいということです

 

これは古来より受け継がれた生存能力

 

負の感情に敏感で無ければ

生き残れなかった人間の性質ですので

変えることは出来ません

 

人への効率的な伝え方は

これをすれば得をしますより

これをしないと損をしますの方がいいでしょう

 

そして更に注意すべきことは

自分自身に対する負の感情には

敏感ではありませんのでご注意ください

 

グループになると能力が低下する(社会的手抜きの罠)

綱引きを1人で引く場合の力を100として

先ほどと同じ力の2人で引くときは合計200にならない

 

180になってしまう

3人だと240になってしまう

 

人数が多いと手抜きをしてしまう習性があります

 

ある一定の人数になったら手抜き量は

変わらなくなります

 

人数が増えたら全力を出さないし

全くやらなくなる訳でもなく

人にばれない程度の力加減で作業をこなすという

 

しかも無意識におきるし

落ちるのは能力だけでなく責任感も薄れる・・・

 

 

手抜きを無くすためには

一人一人の能力を可視化することで無くなります

 

全体に混ざってうやむやになると手抜きしますので

徹底的に能力主義と実力主義にしましょう

 

指数関数や100分率が苦手(倍々ゲームの罠)

30日間毎日100万円もらえますと

30日間1日目は1円、2日目は2円、3日目は4円と毎日2倍になっていく

どっちか1秒で選んでください

 

人間は一定の数量の増加の計算は得意でも

指数関数や100分率の計算は不得意です

 

インフレ率が年5%が

14年続いたら100円の物が200円になるということです

 

100分率の計算は

概算の倍加計算式を覚えましょう

 

70÷〇%になります

 

増加の割合を予測するのは苦手ですので

感覚を信じず計算して確かめよう

 

価値があいまいな物を過大評価する(勝者の呪いの罠)

オークションで高値で買って破産する人は多い

 

それは価値が曖昧な物を

大勢で競い合って対象物を過大評価してしまうからだ

 

人間の本質を利用されて損をしないためには

オークションに参加しないほうがいいだろう

 

参加したとしても

最高入札価格を決めて

そこから自身の過大評価分の20%を

差し引いた額を入札金額としよう

 

他の人が過大評価の罠にハマっていたら

入札出来ないだろうけど・・・

 

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