ロルフドベリ著書の52の思考の落とし穴を解説してみた⑥

人間の思考というのは非常に面白い

 

そしてそれに気づかずに生きている人は非常に多い

 

なぜなら

人間の思考落とし穴を利用して

騙される人間がいなくならないからだ

 

知っている者は得をして

知らない者は損をする

 

この機会に人間の思考習性を理解しよう

 

このブログを見れば

人間の思考習性を理解し

興味を持って自ら調べる人間になれますので

是非最後まで記事をお読みください

 

 

目次

自分の物や手に入りそうなになると価値が跳ね上がる(所有の罠)

お気に入りのゲーム機を10000円で手に入れたとして

それを見た友人が15000円で譲ってくれと言われても

貴方は手放さないだろう

 

それは自分の物になった瞬間若しくは

手に入る算段が付いた時点で

自分の中では物の価値が跳ね上がったからだ

 

15000円で売却すれば

利益が出るのにそれをしないのは

所有の罠にかかっているから

 

 

自分の物を売る場合は

高く設定してしまう傾向があるということを理解しよう

 

そして

所有物を売る場合で

安く叩かれたとしても

所有の罠にかかっていないか

適切な価格はいくらか再度検討するべきである

 

オークションでは十分に注意しよう

自分の物になりそうな時ほど

値段を高く設定してしまうので

罠を意識して相応の価格か見直しが必要である

 

可能性がある限り起こりえるので奇跡はない(共時性奇跡の罠)

なけなしのお金で競馬をしたら

大金が手に入った!!

これは奇跡だ、神様は見てくれていたと確信する

 

違う

全ての物事は可能性があって起きたこと

 

少しでも可能性があることは

いずれ起きる事

 

奇跡はない

そんなに驚くことはないし理由もない

 

僅かな可能性があっても

一度も起こらなかったときが驚く場合だ

 

これは運命だ、奇跡だ、偶然だということから

意味を見出して興奮することはやめましょう

 

本心が言えず周りが賛成なら正しいと判断する人しかいない集まり(集団思考の罠)

会議で自分の意見って言えないですよね

 

その場の流れに身を任せ

みんなが賛成だから正解として

自分の考えは間違いだったのだと思い込む

 

集団で考えることはリスクがあることを理解しよう

 

みんなが賛成して

成功の幻想を見ている可能性を疑おう

 

会議で一致団結している際は要注意

自分の意見は言おう

そして見えづらくなっている問題点を見つけよう

 

確率を無視して結果のみで判断する(確率無視の罠)

10億円当たる宝くじと

100万円当たる宝くじでは

10億円の宝くじの方が人気です

 

それは当たる確率より

10億円当たる結果で判断してしまうから

 

飛行機墜落事故が起きたら

飛行機のキャンセルが相次ぐのは

確率より結果で判断してしまうから

 

設立したばかりの会社に投資する際に

今後その会社が利益を上げ続ける確率を無視して

投資してしまうのは確率を無視しているからだ

 

結果で判断して確率を無視してないか

 

そしてその判断がリスク0の状態でないと

正常な判断が出来ないということ

次のゼロリスク思考にもつながります

 

リスク0に価値に敏感に感じやすい(ゼロリスクの罠)

人間はリスクの算段が苦手です

 

そして感情的な問題や深刻な問題には

危険率が下がっても0にならないと安心しません

 

リスク0にならないと安心できないので

危険率を0にすることに対して

価値を高めてしまうのである

 

少しのリスクを0にするために

巨額のコストを消費するのは愚かだ

 

ゼロリスクに拘るのはやめよう

 

そして世の中何一つとして

確実なものなど存在しないことを胸に刻もう

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