【実体験】竹林整備で失敗しない竹の伐採・保管・焼却方法
竹林整備を始めると、多くの方が悩むのが伐採後の竹の処理です。
私自身、放棄竹林の開拓を続ける中で、大量の竹を伐採・焼却してきました。その経験から分かった効率的な方法を紹介します。
竹の伐採は夏を避けるのがおすすめ
竹の伐採は可能であれば夏を避けた方が作業効率が良くなります。
理由は主に2つあります。
① 虫が多い
夏の竹林には、
- 蚊
- ハチ
- 毛虫
- クモ
など多くの虫が発生します。
作業中のストレスや危険性も高くなります。
② 水分を含んで重い
夏の竹は水分を多く含んでいるため重量があります。
その結果、
- 運搬が大変
- 切断時の負荷が増える
- 焼却効率が下がる
というデメリットがあります。
伐採後は葉付き部分と地際部分を分ける
竹を伐採したら、まず上部の枝葉部分と地際の葉の無い部分に分けることをおすすめします。
葉付き部分
葉付き部分はすぐに燃やさず乾燥させます。
理由は葉が大量の灰となって舞い上がるためです。
乾燥させることで葉が自然に落ち、焼却時の飛灰を大幅に減らせます。
また、枝葉部分を分けて保管しておくと、
「葉が落ちきったかどうか」
を竹を振るだけで簡単に確認できます。
地際部分
葉が付いていない竹は比較的すぐに焼却できます。
そのため長期間保管する必要はありません。
むしろ放置すると、
- 雑草が絡みつく
- クズが侵入する
- 移動しづらくなる
など管理が大変になります。
焼却しやすい長さで切断しておく
伐採後の竹は焼却能力を考慮した長さに切断しておくことが重要です。
長すぎる竹は、
- 運搬しにくい
- 積み上げにくい
- 焼却しにくい
という問題があります。
最終処分まで考えて長さを決めておくと後工程が非常に楽になります。
竹の焼却前には節ごとに穴を開ける
竹を焼却する際に注意したいのが節です。
竹の節内部に空気が閉じ込められているため、加熱によって破裂音を伴う空気膨張が発生します。
安全に焼却するためにも、事前にドリルなどで節ごとに穴を開けることをおすすめします。
これにより、
- 火の管理がしやすい
- 飛散リスクが減る
- ボヤの危険性が低下する
などのメリットがあります。
伐採と焼却を同時進行するのも有効
竹の量が多い場合は、
「伐採 → 保管 → 焼却」
ではなく、
「伐採しながら焼却」
という方法も有効です。
特に葉の無い竹については、その場で処理した方が管理が楽になる場合があります。
まとめ
竹林整備で効率良く竹を処理するポイントは次の通りです。
- 夏の伐採はなるべく避ける
- 葉付き部分と葉無し部分を分別する
- 焼却しやすい長さに切断する
- 葉付き竹は乾燥させて葉を落とす
- 葉無し竹は早めに処理する
- 焼却前に節へ穴を開ける
- 必要に応じて伐採と焼却を同時進行する
竹林整備は伐採よりも、その後の処理が大変です。
事前に処理方法まで考えて作業することで、労力を大幅に削減できます。
私自身、放棄竹林の開拓を続ける中でこの方法にたどり着きました。これから竹林整備を行う方の参考になれば幸いです。