放棄地の開拓を始めると、多くの人が最初に悩むのが「どこから手を付ければ良いのか」という問題です。
私自身、約1年半にわたり放棄地を開拓してきました。その経験から分かったことは、効率よく進めるには順番が非常に重要だということです。
この記事では、実際の経験をもとに放棄地開拓のおすすめ手順を解説します。
放棄地開拓で最初にやるべきこと
放棄地開拓の第一目的は、
「敷地全体の状況を把握すること」
です。
草や木に覆われた状態では、
- 土地の広さ
- 高低差
- 水の流れ
- 利用できる場所
- 危険箇所
が見えません。
そのため、まずは視界を確保することが重要になります。
放棄地開拓のおすすめ順序
私が実践した結果、最も効率的だと感じた順番はこちらです。
① 草を刈る
最初は草刈りです。
草を除去することで、
- 地形
- 動線
- 障害物
が見えてきます。
この段階では完璧を目指さず、全体像を把握することが目的です。
② 低木を伐採する
草を除去したら次は低木です。
低木を整理すると視界が一気に広がります。
土地全体の雰囲気も大きく変わるため、開拓のモチベーションも上がります。
③ クズを除去する
放棄地の最大の敵の一つがクズです。
クズ
クズは成長速度が非常に速く、
- 木を覆う
- フェンスを覆う
- 畑を覆う
など、放置すると土地全体を支配してしまいます。
発見したら早めの対処がおすすめです。
④ 竹を伐採する
竹林がある場合は次に竹です。
モウソウチク
竹は本数が多く、伐採後の処理も大変です。
しかし竹を整理すると土地の利用可能面積が大幅に増えます。
私の場合も竹林整備によって土地の可能性が大きく広がりました。
⑤ 大木を伐採する
最後が大木です。
これは意外に思われるかもしれません。
しかし大木の伐採には、
- 作業スペース
- 退避スペース
- 搬出スペース
が必要です。
周囲が整理されていない状態で伐採すると危険性も高くなります。
まず周辺を整備し、その後に大木へ取り掛かる方が効率的です。
雑草を完全になくそうとしてはいけない
放棄地開拓を始めた頃の私は、
「雑草を全て無くしたい」
と考えていました。
しかし1年半続けて分かったことがあります。
それは、
雑草を長期間完全に除去することはほぼ不可能
ということです。
一時的に除去することはできます。
しかし自然は必ず元に戻ろうとします。
雑草管理の考え方を変える
重要なのは、
雑草を無くすことではなく管理すること
です。
私がおすすめするのは、
背の低い植物を優占種にする方法です。
例えば、
ハコベ
のような低草丈の植物です。
地表を覆ってもらうことで、
- 土壌流出防止
- 乾燥防止
- 強雑草の抑制
が期待できます。
土地全体の管理も楽になります。
動線を決めると土地利用が見えてくる
開拓が進んだら次に行うのが動線の決定です。
実際に歩く道を決めることで、
- 畑
- 果樹園
- 竹林
- 休憩スペース
- 作業エリア
の配置が考えやすくなります。
私自身も動線を固定したことで、土地全体のゾーニングが一気に進みました。
放棄地開拓で最も大切なこと
放棄地開拓は短期間で終わる作業ではありません。
焦って完成を目指すより、
- 少しずつ進める
- 土地の反応を見る
- 必要に応じて修正する
ことが大切です。
実際に私の土地でも、
ミミズが増え、
土が柔らかくなり、
植生が変化してきました。
土地は人の努力に応えてくれます。
まとめ
放棄地開拓のおすすめ手順は以下の通りです。
- 草を刈る
- 低木を伐採する
- クズを除去する
- 竹を伐採する
- 大木を伐採する
- 動線を決める
- 配置計画を作る
そして重要なのは、
雑草との戦いをやめること。
土地に適した植物を活かしながら管理する方が、長期的にははるかに楽になります。
私自身、1年半の開拓を経てようやくこの考え方にたどり着きました。
これから放棄地開拓を始める方の参考になれば幸いです。