会社を辞める前に取った資格|第二種電気工事士を“最小労力”で合格した方法
会社を退職する時、
「もしもの時に役立つ資格は何だろう?」
と真剣に考えました。
そんな中で候補に挙がったのが、
第二種電気工事士 です。
建設業で13年働き、多少の電気知識があったこともあり、
「多分いける」という感覚がありました。
そして実際に、
最小の努力で合格しました。
今回はそのストーリーと、
“無駄を削ぎ落した最短合格法”を紹介します。
1. 合格戦略の基本方針:1cm上の及第点を狙う
私は100点を目指しません。
常に 「最小の労力で最大効果」 を信念としています。
電気工事士も同じで、
合格に必要なのは60点ラインを1cm超えるだけ。
完璧主義は不要です。
効率重視で進めた方が合格率が高い試験です。
2. 学科試験|“教科書は読まない”という選択
私がやった学科対策はこれだけです。
✔ 過去5年分の過去問を2周(合計10回分)
✔ 解けなくても気にしない
✔ 答え合わせで覚える
これだけです。
■ なぜ教科書を読まないのか?
理由はシンプルです。
- 教科書は広すぎる
- 出題範囲の “本質” を掴むのに時間がかかる
- 過去問の方が“試験そのもの”だから効率が高い
最短合格したいなら、
本番に近い問題だけを習う方が圧倒的に早い。
■ 過去問1周目は3割でもOK
最初は誰でも取れません。
初学者で3割ならむしろ普通です。
ここで落ち込んだり、
分からない問題に悩んではいけません。
重要なのは……
✔ 悩むより“答えを覚える”方が早い
✔ 分からない問題は飛ばしてOK
✔ 周回すると自然に点数が上がる
過去問は“パターンの繰り返し”なので
回数を重ねれば確実に合格点に届きます。
3. 実技試験|13種類の課題を1つずつ潰すだけ
次は実技(技能)試験です。
私が準備したのは……
✔ 練習用の材料(13種1回分)
✔ 技能試験用工具セット
※合計約15,000円
これはほぼ皆が購入する標準セットです。
■ 実技は「動画学習 × 現物1回」で十分
私が行った勉強法はこちら↓
① 試験13日前から開始
(直前追い込みでOK)
② 対策動画を何度でも見て手順を理解
※YouTubeに優秀な解説が多数あります
③ 材料は1回分しかないので“本番のつもり”で13種挑戦
動画は何回も見られますが、
材料は1回きりなので丁寧に進めました。
この方法で、
充分に合格ラインを超えられるスキルが身につきます。
4. 実技試験で重要なのは“完璧よりもミスを避けること”
技能試験は減点方式です。
- ケーブルの長さ不足
- 端子の締めが甘い
- 圧着間違い
- VVFの剥きすぎ or 足りない
- 結線ミス
これらの“致命的ミス”を避ければ、
器用さよりも 正しい順番で確実に作業すること が重要。
繰り返しになりますが、
1cmだけ合格ラインを超えればいい。
5. 最後の関門は…寝坊しないこと
試験当日、
最大のリスクは 寝坊 です。
技術でも知識でもなく、
単純な「時間厳守」が最重要というのは
意外に思えるかもしれませんが事実です。
無事会場にたどり着けば、
準備してきたことをそのまま出すだけです。
6. まとめ|第二種電気工事士は“最小労力”でも十分合格できる
あなたが目指すべきは100点ではありません。
確実に受かる60点帯です。
この記事の要点はこちら。
🟩 最小労力で合格する方法まとめ
【学科】
- 過去問5年分 × 2周=10回分
- 教科書は読まない
- 分からない問題は飛ばす
- 答え合わせで覚える
- 周回すれば点数が勝手に上がる
【実技】
- 材料13種1回分+工具セット(約15,000円)
- 試験13日前から開始
- 動画で手順を理解
- 現物は一発勝負で丁寧に
- 減点を避ければ合格
【当日】
- とにかく寝坊しない
**この方法で、私は問題なく合格しました。
無駄を省きたい人には、非常に再現性の高い合格法です。**
皆さんの合格を心より応援しています。